キラウェア火山を代表する植物で、オヒアと呼ばれています。キラウェア火山西部のヒリナパリロードで見つけました。
オヒアの花のつぼみです。
キラウェア火山に住むペレの女神とオヒアの伝説
その昔、オヒアという若くて美しい青年がいました。キラウェア火山の守護神・女神ペレは彼にほれてしまい、夫にしたいと思いました。ある日オヒアはキラウェアの山奥へ用事で行きました。するとその前に人のなった女神ペレが現れたのです。ペレはオヒアに自分の夫になるように言いましたが、オヒアには実はレフアという彼女がいたのです。彼はペレに自分には恋人がいるのでそれはできないと断ったところ、ペレはかんかんに怒ってしまったのです。そしてペレの魔術でオヒアを潅木に変えてしまいました。
別の神様が悲しむレフアを見て、かわいそうになり、オヒアを元の姿に戻そうとしましたが、失敗。代わりにレフアを美しい花に変えてこの潅木にくっつけました。
オヒアの木から花をむしりとると大雨が降るといいます。彼らの涙なのだそうです。
オヒアの木
―キラウェア火山の植物―
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